嫌いなことには好きなものが裏返しで眠っている

嫌いは好きの裏返しって言葉を聞いたこともあるだろう。

嫌いでも好きでもないものにはそもそも興味を抱くことすらなく無関心になるけれど、好きなものや嫌いなものには興味をひかれている状態だと言える。

自分が嫌いだと思っていることっていうのは、好きなものと同じように興味をひかれて気になってしょうがないものなんだ。

 

嫌いだと感じる理由が何かしらあるのだろうけど、嫌いなものには自分が好きなことが裏返しで眠っているんだ。

見るだけで嫌悪感がして居心地が悪くなるようなことも、なんだか目の敵にしてしまうような人もそこには何か好きなことが隠れていたりする。

自分が欲しいものを持っていることで嫉妬して、欲しいものが手に入らないフラストレーションを発散しているんだ。

 

明るくて誰とも打ち解けられるけれど考えが浅い人に対して嫌な感情を抱いて批判してしまうのは、自分も何も考えてないような身軽な行動をして誰とでも仲良くしたいという願望が心の底にあるものだ。

社会的な成功者が全くお金に困っていないような振る舞いで豪勢にお金を使ってる様子に嫌悪感を感じるのは、自分が本当はとてもお金が欲しくてたまらないけれど手に入れられないことを批判によって発散しているんだ。

人を助けようと色々なことに挑戦している人を目の敵にしたくなるのは、自分こそが人を助けてたくさんの人に感謝されたいという気持ちを持っているからだ。

 

こうやって嫌いだと感じるものに対して冷静に向き合うことが出来れば、そこには自分が望んでいることが写っているものだ。

嫌いなものを嫌いなまま終わらせることなく、そこに自分の好きなことを見出すことで嫌いなものにも意味を持たせることだって出来る。

嫌いなものを拒絶し続けてしまえば、それは同時に自分の好きなことも拒絶してしまうことになってしまう。

 

自分の望むものを持っている相手を否定し続けることで、いつの間にか自分の望むものを手に入れることは悪いことなんだと思い込んでしまう。

こうなってしまえばもはや自分が何を望んでいるのかすら分からなくなってしまい、一生それを手に入れることができなくなる。

そうなる前に嫌いなものを自分と関連づけて冷静に分析してみて欲しい。

 

嫌いだと思い込んでいるものを受け入れるのはとても勇気が必要で、自分の非を認めるような気持ちになるかもしれない。

それでもきみが、これさえあれば他には何もいらないと思えるようなものは嫌いなものの中に眠っているんだ。

どうしても欲しいものが手に入らない人生と、手に入るかもしれない人生のどちらを選ぶかをよく考えてみよう。

 

 

辛くなったらまたおいで。

それでは。

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