このまま生きていて何になるんだろうと暗い気持ちになってしまうほど行き詰まってしまえば、未来に希望を持つことはできない。
それでもそこから動かなければ、この先ずっと同じようになんとなく物足りないまま生きていくことになってしまう。
きみが求めるものが後悔のない満足度が高い人生ならば、人生を変えるために出来ることはあるはずだ。
生き方というのは自分が普段なにげなくやっている小さな習慣が集まってできている塊のようなものだ。
本気で人生を変えたいなら、この小さな習慣を変えればいいんだ。
生き方というもののパーツである習慣を入れ替えれば、生き方自体も変わっていき、それが影響して人生という大きなものも変えることができる。
人生を変えたいのに変えられないって悩むのは、いきなり極端な変化を期待して何から手をつけていいか分からなくなってしまうからだ。
たくさんの習慣というパーツで構成された生き方を、ガラッと変えてしまうのはよほどの環境の変化がない限り難しい。
人生を変えるためにはそれなりに時間がかかることを忘れないでいれば、一歩ずつでも着実に人生を変えるための行動を積み重ねていけるだろう。
習慣というものは日頃、無意識のうちにやっていることが多くて、きっかけが無いとなかなか自分では気づくことができない。
自分の1日の行動パターンを記録し続ければ、考えずにやっている習慣を見つけ出すことができる。
記録が多ければ多いほど、自分の行動パターンに法則があることに気づき、その法則こそが習慣化していることなんだ。
自分の習慣を見つけるのにも時間はかかるかもしれないけれど、自分自身の観察日記をつけるようなつもりでやってみて欲しい。
自分でも驚くほど、いつもこんなことをしていたのかと思うようなことがあるものだから。
そんな習慣を変えるためには、今までの習慣を捨てやらないと決めることと、新しく習慣として始めることをはっきりさせる必要がある。
そしてなるべく始めはちょっとしたことから始めてみることで、少しずつでも自分の力で習慣を変えられるという自信がつく。
例えばいつも通る道から少し外れて寄り道をしてみたり、寝る時間帯を変えてみたり、いつも使うものを買い換えてみたりするといい。
そういった小さな変化は生活に与える影響は少ないけれど、確実に習慣が変わる。
ちょっとした変化で習慣を変えられるんだと分かることが大事なことだ。
小さな変化で習慣を変えられるということが肌で感じられるようになれば、次は自分が求める方向に習慣を作ることを試してみればいい。
負担が軽くて簡単にできることから始めてステップアップしていけば、日常のちょっとした習慣を変えることがいずれ人生を変えるほどの大きさに変わっていく。
小さな積み重ねははじめのうちは目に見えないほど影響がないけれど、それを何年にも渡って続けることで何倍にも影響力を増していく。
1%ずつの変化が複利効果を生んで、長い目で見た時に自分にとって莫大な資産になっていくんだよ。
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