優秀になりたいと思うことをやめよう

優秀になりたいと願うことで自分を高めて満足な人生を送ることができるはずだと信じて、何かに向かって突き進むことは素晴らしいことだろう。

だけど、優秀というのは人より優れて秀でるということで、そこには人との競争が生まれて勝ち負けが発生するよね。

優秀になりたいと願っても人との競争に勝つことが出来なければ、自分を認めることもできないし、何よりそんな自分はダメなんだと思ってしまう。

 

誰かと同じ道を歩もうと後を追いかけてしまえば、その段階ですでにきみはその道のトップにはなれなくて、誰かを追い抜いたと思ってもその先には必ず誰かがいて、永遠に人との比較で自分の劣っている部分を探して生きることになっちゃう。

これではいつまでたっても自分を否定して、それでもまだ足りないという渇きと戦っていかなければならない。

 

どんな世界でも自分より上手いと思う人や、優れている人、認められている人は簡単に見つけることができる。

そんな人たちと自分を比べて、同じようにやればうまくいくんじゃないかと思ってしまうことで、競争は始まってしまうんだ。

 

小さい頃から勉強という同じレールの上で競わされてきた習慣から、同じルールで戦って誰かに勝ることこそが価値のあることだという思い込みをしてしまっているんだろう。

仕事をしていても成績や評価がつきまとって誰が一番早く偉くなれるか競い合うし、お金を持っているかどうかで人の価値を測ろうとしてしまったりもする。

そうやって常に自分と誰かを比べて、安心したり不安になったりしてしまうんだ。

 

そんな競争にさらされ続けていれば優秀になりたいという気持ちを捨ててしまうのは難しいことかもしれない。

けれどそれが出来なければ、一生そのまま苦しい思いをして生きていくことになってしまう。

 

優秀になりたいと思うことをやめるには、自分は自分であるということを認めることなんだ。

自分は誰かのようにはなれないけれど、誰かも同じように自分のようにはなれないってことが深く理解できれば、人との比較から不毛な競争をしようと思わなくなる。

 

隣の芝は青いという言葉があるように、離れたところから見ると羨ましいと思えるものが自分の中にもあるんだと気づく。

そうすれば、そもそも誰かのようになりたいと思うことや、誰かと比べて優秀になりたいと思うことがどれほど無駄なことか分かるだろう。

 

変なところがあろうとも、普通じゃないと思えても、人から理解されなくても、それが自分なんだと自信を持てるようになれば、優秀になりたいなんて気持ちはもうどこかに消え去ってしまうんだ。

人に惑わされずに、自分だけを深く見つめて向き合ってみればいい。

何かきみがきみである理由があるんだから。

 

 

辛くなったらまたおいで。

それでは。

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