逃げるのは悪いことだと思い込むな

辛いことや苦しいこと、耐えがたいことから距離を置こうとする行為を逃げと言い、それを良くないことだと他人を責め立てる人間が多い。

人間なら誰しも辛い思いはしたくない、苦しい気持ちにはなりたくない、耐えがたいことを無理して耐えたくないのにも関わらず、他人にそれを強制してしまう。

それと言うのも、自分に余裕がないからだ。

 

自分がこんなに辛いのに、人がのうのうと暮らしていることを許せないほどに余裕がない。

同じことを自分がされたら本当はイヤなはずなのに、そこからどうやって抜け出したらいいのか分からないから、他人を道連れにしようとする。

そうやってみんながみんなの足を引っ張りあって、自ら辛く苦しい、耐えがたい状況にハマって行ってしまうんだ。

 

負の連鎖にハマって抜け出せない人たちを助けるのは、きっとすごく大変なことだろう。

自分自身で泥沼にハマっていることすら気づかずに、人の足を引っ張っているんだから。

そうなると、まずはきみ自身だけでも泥沼から抜け出すために、人を見捨てる覚悟が必要になる。

 

辛いことや苦しいこと、耐えがたいことを良しとして、そこから抜け出す術を考えることを逃げだと非難するような考え方を捨てることが出来れば、もっともっと楽に生きれることに気づく。

そうやって楽に生きて自分をいたわることが出来るようにならないことには、人を救う強さを手に入れることは難しい。

 

きみ自身に余裕がなければ、どんな状況であれ人を見捨てて自分がそこから逃げ出す勇気を持つことが大事だ。

必ずもっと楽に生きれる方法があると信じて、それを探すために旅に出るしかない。

 

そして実際に逃げ出す勇気を持つためには、視野の広さが必要になってくる。

自分がそこでしか生きられないと強く信じ込んでしまえば、そこから逃げ出そうと言う発想に至ることは難しい。

広い視野を持てば、世界にはもっと色んな環境があって、色んな生き方が出来るということが分かる。

 

例えば、辛い思いをして働いている場合でも世の中にはたくさんの仕事があって、その中には今よりも前向きな気持ちで日々を過ごせるような働き方があることを知ることが出来る。

苦しい思いをして一緒にいる家族と、もっと最適な距離感で付き合える家族の形態をしている人は世界を見渡せばたくさんいることに気づく。

自分にはこれしかないという視野の狭さは、そういう選択肢を狭めてしまって、そこから逃げ出すという考えからきみを遠ざけてしまうんだ。

 

だから、生きていれば何だって出来る自由さを持っていることにまず気づくことだ。

自分はどこに行って何をしてたって生きていられるんだ、という強い確信を得るために、色んなことを知ることを大事にしよう。

そこにしかきみが生きる場所はないなんてものは、ただの思い込みに過ぎないんだから。

 

 

辛くなったらまたおいで。

それでは。

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