自分の意志がなければ、それは人に言われるがままに動く操り人形と同じだ。
流されるままに生きてしまって、こんなはずじゃなかったなんて思っても、過ぎた時間を戻すことは出来ない。
それでもこれから来る未来に向けて、自分の意思で生きることは可能だ。
だから自分の意志を持って生きることが、これからの自分の人生を生きることにつながるんだ。
そして自分の意志を持つためには、はっきりとした夢を描いていなければならない。
きみのやりたいことは何だろう?きみのなりたいものは何だろう?きみの行きたいところはどこだろう?
こうやって自分に問いかけることで自分の意志が見えてくる。
この意志は時に人の邪魔になることもあって、たくさんの抵抗に合うこともあるだろう。
それでも意志を持つことを辞めないで欲しい。
そうでなければ望むようになんて生きられないんだ。
だから自分の意志を貫けばいい。
どれだけ傷ついても止まらない
誰かの願いは同時に誰かを傷つけることにもなる。
傷つくことを恐れて誰かの言われるがままに生きたとしても、きみもまた誰かの願いによって傷つけられてしまうことになる。
みんなにとっていい方法なんてものはなくて、誰かが得をすればそのぶん誰かが損をするようになっているんだ。
だからきみが意志を貫けば、その意志によって損をするような人から抵抗を受けるだろう。
心無い言葉できみを傷つけようとしたり、きみの自由を抑え込もうとしたり、なんとか言うこと聞くように丸め込もうとしたり、そうやってきみの意志を奪おうとしてくる。
彼らも悪気があるわけではない。
ただ自分の望むように生きるためにやってしまったことが、たまたまきみの望みと折り合わないだけなんだ。
だけどそうやって傷ついたとしても止まらないことだ。
自分が自由に生きるためにも、同じように傷ついている仲間のためにも。
小さくても希望を見出す
きみの意志はきみだけの物ではない。
世界の中のどこかにはきみと同じように考え、きみと同じように傷ついている仲間がいる。
自分の意志を貫くことが知らず知らずのうちに、そういった仲間たちの手助けになっていることを忘れてはいけない。
きみが誰かのいいなりになってしまえば、そんな仲間たちを見捨ててしまうことになる。
巡り巡って誰かの意志がきみだけではなく、きみの仲間たちをも傷つけることになってしまうんだ。
たとえ身近なところに仲間がいなくてもいい。
世界の中のどこかにいるはずの仲間を助けている、という希望を持って自分の意志を貫こう。
そうやってわずかな光を見つければいい。
命を燃やして生きる
くすぶったままじゃ燃えカスにすらなれない。
きみが自分の意志と向き合うことで、世界の中のどこかにいる仲間たちを思うことで、自分自身の使命を知ることになる。
なんのために生まれてきたのかが分からないような人生よりも、命を燃やすように使命を果たす生き方を選べばいいんだ。
そうやって命を燃やすように生きることで、生きている意味を知る。
そして生きていることを感じられるようになるはずなんだから。
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