人の気持ちは移ろいやすい。
毎日走ろうと思っても三日続く人は多くないし、痩せようと思っても続かないこともあるし、筋トレだってしんどくてやめてしまうこともある。
やり始めた時の気持ちが、始めた途端に変わってしまうんだ。
気が変わってしまうことは誰にでも起こりうることだし、それにあらがうことは簡単ではない。
それでも思い返してみれば何かを始めようと思い立った時は、心変わりをしたからではないだろうか?
自分を変えたいと思ったり、このままではいけないと感じたり、興味を持ったから今までの自分の気持ちが変わって、それを始めたはずだ。
気が変わることは悪いことじゃないんだ。
それを自分にとっていい形で活かす方法を見つければいいだけ。
だから気が変わってもいい。
気持ちがエネルギーを生み出す
気が変わることは大きなエネルギーを生み出し、行動を変えるための原動力になる。
日々の習慣から来る行動というものは体に染み付いていて、それを変えるのは思ったよりも難しい。
そんな染み付いてしまった習慣を変えるためには気持ちのエネルギーを借りよう。
ただ願うばかりで、その気にならなければ何も変えることは出来ない。
強い気持ちは行動を変えるほどのエネルギーを持っているんだ。
ちょっとやってみようとか、面白そうだとか、こうなりたいという気持ちがあるからこそ行動を起こせる。
この想いが強ければ強いほど大きなエネルギーとなって、行動を大きく変えることができるんだ。
多くの人は行動すら起こせず挑戦することをやめてしまう。
行動を起こすということが一番エネルギーを必要として、あとはそれほどエネルギーはいらないものだ。
気が変わることで今までの習慣を壊すほどのエネルギーが湧いてきて、それが行動を変えていく。
変わらないものは枯れていくもの
一度始めたことをそのままやり続けるには、それほど大きなエネルギーを必要としない。
初めての体験というのはとにかく労力がかかるものだけど、それを二回三回と繰り返すうちに勝手が分かり慣れてくる。
何も考えなくても体と頭が知らないうちに効率化してくれるんだ。
そして同じことを繰り返すうちに、考えるよりも早く体が動くようになってくる。
こうなってしまえば、もはやその習慣を変える方がエネルギーを必要として難しく感じるだろう。
そして変わらないものには、だんだんエネルギーが巡らなくなって来る。
巡るエネルギーが少なくなっていけば最後には枯れてしまうだろう。
大きくても小さくても、変化をやめたものには停滞しか待っていない。
自分を満たし続ける
心変わりすることが多ければ多いほど、行動を変えるためのエネルギーが生まれてくる。
次から次へとやってみたいこと、行ってみたい場所、会ってみたい人が現れるならそれを叶えていこう。
それを求める強い気持ちがエネルギーを生み出して、行動を変えていけるんだ。
やりたいことに制限なんてない、欲しいものは全部手に入れればいい。
自分を満たし続けていれば、気持ちが満たされてまたやろうってエネルギーが湧いて来る。
そのエネルギーを行動に変えれば、再び自分を満たすことが出来る。
水が流れ続けて常にキレイな水で満たされるように。
風が吹き続ければ常に新鮮な空気で満たされるように。
人に出会い続ければ常に新しい自分でいられるように。
そんなエネルギーに満ちた人生を送れれば、きっと世界は素晴らしいということに気づくはずだから。
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