人間になりたくなかったと思うのなら獣のように生きてみればいい

辛い思いや苦しい思い、人の衝突や対立を経験すると人間に生まれてきたことすら恨むことすらある。

人間は一般的に、思考をすることや、道具を作ったり、言葉を使ったりするところが他の動物と違うところで、人間が持つ特別な能力であるというように言われている。

 

しかしよく考えてみれば、人間に飼われた犬だって何かを考えているからこそ取る行動を見せる。

野生の動物でも道具を使って獲物を捕らえる種だって存在する。

イルカやクジラだって彼らなりの言語を持って仲間とのコミュニケーションを図っている。

 

そうなると人間だからと言って、特別な能力なんか何一つ持っていないんじゃないかと思える。

確かに地球上で多くの人間が暮らしているし、他の動物に与える影響だって大きい。

それでも人間を特別視して他の動物とは違うだなんて思ってしまうのは、勘違いなんじゃないだろうか。

 

動物の生態を調べてみるとその多様性には驚かされる。

しかし、そのどこかしらに人間に共通するところもあったりする。

草しか食べない生き物や、群れを成してボスには逆らわない生き物、昼間は寝て過ごし夜に活動する生き物。

これらの動物のライフスタイルは人間で例えれば、菜食主義や会社人間、夜型人間と言ったところだろうか。

このように動物と人間は共通するものがある。

 

もし人間であること、それ自体に嫌気がさしたのならばこう言った動物達の生き方を参考にしてみるといい。

動物達の生き方にはこれと言った決まりがない。

ただあるがまま、自然に生きているんだ。

人間だって国や地域が違えば、文化も違ってライフスタイルも変わる。

こう生きなければならない、なんてものはない。

 

問題なのは、しんどい思いや辛い思いをしてまで生きづらい方法を選択し続けてしまうことなんだ。

同じ人間と言えども何が心地よい生き方なのか、何が自分にあった生き方なのかはそれぞれ違うもの。

 

だから獣にでもなったつもりで、生態を変えてしまえばいい。

結局のところ人間もただの動物にすぎないわけだし、動物がいちいち何のために生きているのかと考えるかどうかなんてのは分からない。

ただ自分の生きやすいように生きていること、これ以上に意味のあることなんてないんだよね。

 

どんな動物でも模倣してみれば、何か自分の生き方のヒントになりえる。

いくら人間が社会的動物だと言われていたとしても、今や技術の発達によって一人が出来ることは昔よりずっと多い。

その気になれば誰にも頼らずに、一人で生きて行くことだって可能かもしれない。

 

人間を崇高なものだと勘違いせずに、地球上の数ある生物の中の単なる一つの種族であると考えることが自然に生きるヒントになるだろう。

コメント